こんにちは、ドッグスクールRootsです🌳✨
だんだん暑くなってきましたね。梅雨が続いていますが、いよいよこの梅雨が明けると夏本番ですね☀️!僕は季節で一番夏が好きなので、海、山、川など、レジャー本番の季節が近づいてきてワクワクしています(笑)
夏になるとワンちゃんも一緒にお出掛けすることも増えるんじゃないでしょうか。暑い時期になると毎年フィラリアのことが気になりますが、意外とみなさん知らないことが多いことがあるので少し紹介しようと思います。
・フィラリア薬は予防薬ではなく駆虫薬
フィラリアの薬はフィラリアにかかることを防ぐ薬かと思っている方が多いかと思います。間違いではないのですが、正確いうと予防薬ではなく駆虫薬になります。
フィラリアは大きく分けると幼虫と成虫の二段階にわけることができて、蚊を媒介にして移動するのは幼虫だけです。幼虫はほとんど犬の血中に存在しているんですが、その幼虫は成長して成虫になると心臓に留まります。健康に影響が出るのは心臓に成虫が寄生してからです。
そこで、成虫になる前に血中の幼虫を駆除するのがフィラリア薬なんですね。なのでフィラリア薬を飲んでいる犬でも、血中には幼虫が存在していることもあります。
・フィラリア薬をのむ期間は蚊の発生1ヶ月後から収束の1ヶ月後まで
これは知ってる方も多いかもしれません。
フィラリア薬は幼虫の駆虫薬で、血中に入って1ヶ月までの幼虫をターゲットにしています。なので蚊が発生する前でも発生してすぐでもなく、発生してから1ヶ月経ったころに薬を飲ませます。
また逆に、飲み納めのタイミングは蚊がいなくなって1ヶ月後までです。蚊がいなくなったからと薬を止めてしまうと、その時には既に感染していて血中に幼虫が残っているかもしれませんから注意しましょう。
よく知らなく、漠然と薬を飲ませていたという方の参考になればと思います。
たまに病院に言われているから1年中フィラリア薬を飲ませているという方がいますが、その必要はないんじゃないかと個人的には思います。
蚊は気温が低すぎると活動しないですし、念には念をいれてと言っても12〜2月はかなり気温が低いですから1〜3月は飲ませなくてもいいんじゃないでしょうか。
もちろん通年で飲ませるのが1番安心しますが、薬も安くないですからね(笑)病院側も商売ですし、薬をなるべく買ってもらおうとするでしょうから、その辺りも踏まえて少し検討してみるといいかと思います。
ワンちゃんの健康のために今年もしっかり予防していきましょう🐕✨
以上、Rootsでした。
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